ゴスペルギタークラブin仙台

仙台愛子でゴスペルギタークラブをしております。

【映画】タイタニック号が沈む時に楽士が奏でた賛美

映画タイタニックは名作として今も見続けられている作品で皆さんもよくご存知でしょう。作中最後の船が沈むシーンでは楽士が最後まで船上で演奏していた曲があります。

 

Nearer, My God, to Thee

原曲は元々民謡として以前より存在していたとも言われており、詩は旧約聖書創世記28章11節・12節を基に19世紀英国サラ・アダムス英語版によって作詞された。現在知られている旋律は米国ローウェル・メイスンによって書き起こされた「ベサニー」("Bethany") である。ほかにもジョン・バッカス・ダイクスの「ホーベリー」("Horbury") や、サミュエル・セバスチャン・ウェスレーの「コミュニオン」("Communnion") がある。メソジスト教徒はアーサー・サリバン卿によって書かれた旋律 "Propior Deo" を好む。

 

創世記28章11節〜12節

11 とある場所に来たとき、日が沈んだので、そこで一夜を過ごすことにした。ヤコブはその場所にあった石を一つ取って枕にして、その場所に横たわった。

12 すると、彼は夢を見た。先端が天まで達する階段が地に向かって伸びており、しかも、神の御使いたちがそれを上ったり下ったりしていた。

 

この賛美は英国、米国共に今も愛されている賛美歌です。死期が近い方が、この賛美を知っていると、「最後にはあの賛美で送り出し欲しい」と言うくらいです。クリスチャンにとっては天国を最大のテーマにした賛美なので好まれます。以前、私も親しい方が亡くなられた時にはオルガンこの賛美を捧げて送り出した記憶があります。

 

日本語では賛美歌320番『主よ御許に近づかん』と言う賛美です。



-----------------------------------------------

主よ、みもとに 近づかん
登る道は 十字架に
ありとも など 悲しむべき
主よ、みもとに 近づかん

 

さすらう間に 日は暮れ
石の上の 仮寝の
夢にもなお 天(あめ)を望み
主よ、みもとに 近づかん

 

主の使いは み空に
通う梯(はし)の 上より
招きぬれば いざ登りて
主よ、みもとに 近づかん

 

目覚めて後(のち) 枕の
石を立てて 恵みを
いよよ切に 称えつつぞ
主よ、みもとに 近づかん

 

うつし世をば 離れて
天駆(あまが)ける日 来たらば
いよよ近く みもとに行き
主の御顔を 仰ぎ見ん

----------------------------------------------

 

霧の深い月明かりの中、甲板の上で船が沈むのを待つしかない人々のために、楽士は最後の最後まで演奏を続けました。

そのうち船はずんずん沈み、楽士たちはお互いに握手をして別れるのですが

誰かがこの 『 主よみもとに 』 という賛美歌を奏で始めたのをきっかけに、

たちまち楽士たちは決断してお互いに近くに寄り添いながら、

ふたたび皆でこの聖歌の演奏を続けるのです。

 

宮澤賢治さんの 『 銀河鉄道の夜 でも使われたこの聖歌は、

誰かが天に召される時の唄でありました。

 

今日は死生観というものがバリバリに生きている人には考えづらいテーマです。自分は死んだらどうなるのか。どこへ行くのか。など深く考えることはないと思います。

 

私は教会で生まれ育ったクリスチャンなので、天国(パラダイス)があることを教えられました。

世には色々な教えで、輪廻や浄土など宗教によって様々な考え方がありますが、

少なくとも私は死生観を今から考えれていることが幸せだと思います。

 

死はいつ訪れるかわかりませんし、何も知らないまま逝くのではなく、

天国にいる主を想って死を迎えられたら満足すると思います。

 

この主よ御許に近づかんという賛美は死生観を考えさせられる賛美でもあり、

私にとっても重要でしたので紹介させていただきました‼︎.。゚+.(・∀・)゚+.゚